前回はサンティアゴ街中を観光したところまで
前回記事
今回はちょっと旅行記から逸れますが、チリでのUber利用について書きたいと思います。
目次
チリでのUberやDiDiなどの配車サービスは合法ではない?
現在チリではUberやDiDiなどの配車サービスは合法ではないと言われています。
ネットの個人ブログを読むと情報が錯綜していますが、
「それというのも、乗客を乗せているところを当局に捕まれば、ウーバーの運転手は罰金を科されるか、自動車を押収されてしまうからだ。チリはまだ、ライドシェア(相乗り)に関する規制の枠組みを整備していない。
チリのフット運輸相は昨年、「こういう(ウーバーのような)方式は合法ではない」と述べた。「現時点では、有償乗客輸送に関するチリの法令に沿ったものではない」
チリのような急成長市場において米ライドシェア大手のウーバーが法的な根拠を得られていないことは、待望の新規株式公開(IPO)に向けた準備を進める同社にとって、潜在的なリスクとなっている。」
というわけで、まず外形的な事実として、チリではUberのような配車サービスに法整備が追いついておらず、現時点では規制の枠気味ができていないです。Uberを利用して警察に捕まった場合は、乗客も罰金を課されることもあるようです。
運転手もそれを警戒して、乗客に助手席に乗ってもらうように頼んだり、何か言われたら「サッカー友達」「カルロスおじさん」と説明してくれと乗車の際に説明しているそうです笑
チリでUberは使えないの?
外形的には合法ではないところ、他方で実質的には利用状況はどうなのか。
結論から言うとUberの利用は可能です。
というのも、先述した記事にもある通り、合法ではないながらチリ国内で営業推進しているUberのせいか、普通にアプリは利用できますし、いつも通り手配すれば車もきてくれます。
ネットの又聞きですが、現地の人は日常的に利用されているようです。
はえ、そうなんですね。どこの国もタクシーvs UBERですよね 時々タクシーがスト+道路封鎖してました(メキシコ) チリ人友達に聞いたところチリ全国でUBER, DIDI走りまくってるし罰金なんかありえないよーと言ってました笑
— いおりん (@iorinbass) January 23, 2020
また、特に空港やショッピングセンターでは警察の監視の目が厳しいようで、Uber利用は控えたほうがよさそう。
サンティアゴ市内では、空港と主要ショッピングモール周辺で警察の取り締まりがあるためUberの利用は制限されます(ドライバーが近付かない為)。
それ以外では特に不都合はありません。— ラウタ郎 (@lautarogodoy) January 25, 2020
当然ながら合法ではないとチリ政府も表明しているため、万が一何かあっても自己責任ですので悪しからず。
実際にサンティアゴ市内→サンティアゴ空港でUberを利用してみた
Leemanは空港から街中への往路はオフィシャルタクシーを利用しました。
料金は20000CLP≒3000円と結構高め。
というのも、サンティアゴ空港では2020年1月現在、UberやDiDiの配車サービスを含めた一般車は乗り入れできないようにしているので、Uberを呼んでもどこに行けばいいのかわからなかったためです。ネットの口コミでは「近くの駐車場までシャトルバスで行けばいい」とか書いてありましたが、駐車場がどこなのか、シャトルバスがどこから出ているかもわからなかったし、滞在時間2時間で少しでも時間のロスを減らすために往路はUberを利用しませんでした。
と言うわけで復路ですが、こちらは街中からUberで行き先を空港に指定して使ってみました。Uberでは大きな施設だとピックアップポイントが決められていて、そこ以外の場所では指定できないように設定されていたりしますが、サンティアゴ空港では普通に空港の玄関で場所を指定できました。
そして配車手配した車に乗り込むと、
お兄さん
Leeman
あれ?普通に空港行ってくれそうな感じ。
そして空港に到着してしばらく進むと、空港のピックアップポイントとは離れて駐車場へ向かいます。
運転手のお兄さんがスペイン語で何やら色々説明してくれましたが、こちらは全くスペイン語わからないので???状態。とはいえ、「正面までは行けないから別のところで降ろすよ!」って言ってくれてるんだろうなという察しはついたので承服。
そして、そのまま空港横の駐車場に入っていって、ターミナルのすぐ近くのところで降ろしてもらえました。
降ろしてもらった場所はここ。
降りたところはこんな感じで、普通の立体駐車場。
この立体駐車場の1Fへ降りるともう空港の正面玄関の5番出口のあたりでした。
到着後出てすぐのところらへん。
料金は12000CLP≒1800円くらいでした。
時間と労力を節約するなら空港→街中はオフィシャルタクシー、街中→空港はUberがおすすめ
空港の正面玄関までUberの車が乗り入れできず、実際にピックアップしてもらえる場所は空港から離れた場所で、しかも立体駐車場の中でのピックアップになり複雑なので、空港→街中でUberを利用するのはなかなか難易度が高いかもしれません。そもそも、立体駐車場の方にはネット飛んでないのでWi-Fi使えないですし、チリのドライバーは多分英語話せる方が少ないと思われるので、配車後のコミュニケーションも難しいです。
他方、やはりUberは安いし楽なので、街中→空港はUberを利用するのがいいと思います。
先述しましたが、オフィシャルタクシーが20000CLP、Uberが12000CLPでその差は8000CLP≒1200円くらい。
最後に、あくまでも現時点でUberやDiDiなどの配車サービスは合法ではないと言われているため、くれぐれも自己責任でお願いします。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
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