ブエノスアイレスのホテルに昼過ぎに到着、この日は翌日のウルグアイ行きのチケット買いながら街中お散歩です。
前回記事
「南米のパリ」の由来
ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれています。
その呼び名通り、街はヨーロッパ調の建物が立ち並び、まさにヨーロッパコロニアルの筆頭とも言える都市です。
ところで、なぜブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれているのか。
少し気になってググって見ましたが、日本語ではあまり納得の行く記事が見つからず…。
アルゼンチンの歴史を振り返っても、やはり南米の他の国と同様にスペインの植民地期間が長く、
それなら「南米のバルセロナ」とかじゃないのかなあ?と思ったり。
調べてみて確定的なものは見つかりませんでしたが、いくつかの海外記事を読んだところによると・・・
「独立当時のアルゼンチンはスペインの植民地的な雰囲気を嫌味に感じており、イタリアやフランスからの移民を建築士やエンジニアとして多く登用し、ピエールブノワ、ジュールドルマル、ノーベルトメイヤルトアウグスト、ルイスソルタイスなどのフランスとベルギーの先見の明を持つ人々が、現代のブエノスアイレスの都市景観に貢献した。」
ということだそうです。
ただし、アルゼンチンは1516年〜1810年まで約300年間もスペインに統治されていたので、その名残は至る所で見られます。
よって、個人的にはパリというよりはやっぱりバルセロナとかの方が近い気がします笑。南国っぽい木もあるしね。
意外と治安がいいブエノスアイレスの中心街
例によって南米って言葉の響きだけでビビリにビビリまくってたLeemanですが、
さすがはブエノスアイレス、南米のパリと言われるだけあって街並みが洗練されていて雰囲気は明るいです。
中心街からよっぽど外れれば治安の悪い地区はあると思いますが、基本的にはメインストリートのフロリダ通り、7月9日通りなどは人や車の通りが多く、特に治安の悪さは感じませんでした。それこそパリやバルセロナなどのヨーロッパの都市とそんな変わらないくらいと思います。
こんな感じでデパートもあって、タクシーもたくさん停まっていて・・・と、
まあ昼間は歩き回っても全然問題ないです。
とはいえ、南米なので注意するに越したことはないですけどね。
翌日のウルグアイ行きの船のチケットを購入
ブエノスアイレスはアルゼンチンとウルグアイの国境にあるため、船やバスで日帰り旅行することができます。
ウルグアイの首都モンテビデオまでは船で3時間、国境付近の街コロニア・デル・サクラメントへは1時間程度で行くことができます。
Leemanが大ファンなKingdom Rushというスマホのタワーディフェンスゲームを作っている会社がモンテビデオにあるので本当はそっちに行きたかったんですが、モンテビデオに行くとなると丸々1日かかってしまうこともあり、今回はもっと手軽なコロニア・デル・サクラメントへ行くことにしました。
船のチケットは街中のBuquebus Microcentroで購入。
割としっかりした旅行会社っぽい感じですが、僕らが店内に入っても誰も顔をあげず、お互い譲り合ってる感じで役所仕事感すごかったです笑
コロニア・デル・サクラメントまでは往復1人4350ASP≒60USDとまあまあなお値段。
後日書きますが、船は特に指定席というわけではないので、チケットを早く買うメリットはあまりないです。
ただ、当日売り切れって言われたり、窓口長蛇の列で時間なくなったりするのが嫌で、先立って買っておいただけ。性格ですね。
世界で2番目に美しい(と言われている)書店
こりゃまた誰が言ったのか、ブエノスアイレスには世界で二番目に美しいと言われている書店があります。
その名もEl Ateneo(エル・アテネオ)
こっちも由来を調べて見ましたが、どうやら2008年のイギリスのガーディアン誌にて「世界で2番目に美しい書店」と紹介されたのが始まりだそうです。
元々は1919年にテアトロ・グラン・スプレンディッドという名の劇場としてオープンし、タンゴショーなどが上演され、その後20世紀後半には映画館として、そして2000年には本屋になったという変遷があるそうです。
前置きが長くなりましたが、本屋の中はこんな感じ
おおー!これはなかなか。
劇場として使われていた当時の名残を残しながら、壁一面は全て本棚と、世界で最も美しい本屋の一つと言っても過言ではない印象。
ちなみに舞台の上はカフェになっていて、お茶と軽食をいただくことができます。
こんなところだからいいお値段するんでしょ?
と思いきや
コーヒー120ARS≒1.6USD
カプチーノ190ARS≒2.6USD
と言った感じで割と良心的な価格でした。
ブエノスアイレス随一の名物「闇両替」
1枚目:7月9日通り
2枚目:メトロポリタン大聖堂
3枚目:カサ・ロサダ(大統領邸宅)
と、とりあえずダメそうな話をする前にブエノスアイレスの名所の綺麗な写真を先に置いておきます笑
さて、個人的に一番印象に残っていたのはフロリダ通りの闇両替です。
闇両替っていうと、怖そうなお兄さんたちが路地裏でやりとりしているイメージで、ちょっとでも変な挙動しようものなら身ぐるみ剥がされてボコボコにされるだろ…ってな感じで、フロリダ通りにはあまり近づかない方がいいかなと思ってました。
ただ、せっかくブエノスアイレス来たならと意を決してフロリダ通りへ行ってみることに…
声かけられても絶対に逃げよ…
問:どこの国の光景か答えよ
\カンビオ!/
\カンビオ/\カンビオ?/
\カンビオ!/\カンビオカンビオ!‼︎/
\カンビオ!/ \エクスチェン?/
\カンビオ!/ \カンビオ~/
\カンビオ!/
— ✈︎Leeman (@Traveleeman) February 7, 2020
めちゃくちゃ声かけられるwww
お土産屋より闇両替の方が多くて、もはや何が闇なのかわからないレベルでした笑
大半をクレジットカードでやり過ごしたのでここで両替はしませんでしたが、治安の悪さは感じず、クチコミ見てると割といいレートで両替してくれるそうなので、ブエノスアイレスに行かれる際は土産話にぜひ一度闇両替での錬金術をお試しください笑
アルゼンチンは肉が安くてうまい!高品質な特大ステーキで1000円と超高コスパ
アルゼンチン行くまで知りませんでしたが、この国は牛肉生産量が世界第6位を誇る世界有数の牛肉生産国で、国民1人当たりの年間牛肉消費量も、58.5キログラム(のべで160グラム/日(!))と高く、生産的にも消費的にも超牛肉大国らしいです。
というわけで、ブエノスアイレスでは美味しいステーキ屋さんを探し回り、ネットで目星をつけていたSantos Manjaresへ
Leemanはランプ肉、妻はフィレ肉のステーキを頼みました。
ランプ肉
フィレ肉
南極海に飛び込んで体調悪くなっていたのが治りきっておらず、ステーキ食べてる途中に気持ち悪くなってきてしまったので早々にギブアップ。とはいえ、結構頑張って食べたんですけどね。目算ですが少なくとも400gくらいはあったと思います。周りの人みんな完食しててびっくり。
味については文句なしで美味。
店員さんもみんな優しく笑顔いっぱいで大変居心地良かったです。
Tripadvisorではブエノスアイレスのレストランでもベスト15、Travelers Choice2020にも選ばれてる名実ともに優良店なので、ブエノスアイレスでお店に迷ったらぜひ。
というわけで、今回はここまで。次回はウルグアイに日帰り旅行します。
それにしても、今後日本人がアルゼンチンに旅行できる日はいつ来るのだろうか…コロナ辛すぎますね…。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
↑応援よろしくお願いします
コメントを残す