【安全第一】リオデジャネイロを安全に観光するための鉄則5か条

 

Leemanは2020年1月、無事にリオデジャネイロでの観光を無傷で終えることができました!

リオデジャネイロは、険しい山とビーチが並ぶ風光明媚な場所ですが
他方、治安が非常に悪いことで有名で、強盗殺人も頻発していることから、その点についてはかなり懸念していました。

結論から言うと「思ったほど治安悪くなかった」と言うのが正直な感想です。

とはいえ、そう感じたのは事前に安全に観光する方法を調べたり聞いたりして遵守したからだと思っています。
もちろん、100%の保証はできませんが、以下に記載する事項を守れば、トラブルに遭うリスクはかなり減らせると思うので、リオデジャネイロでの観光に不安を抱えている方には是非ご一読いただければと思います。

その1:空港のATMは絶対に使わない

最近ではかなり有名な話になって来ましたが、
リオデジャネイロの空港のATMでは近年スキミング被害が多発しています。

現地ですぐに現地通貨が必要になる観光客にはATMは必須なのですが、そこを狙ってATMにスキミング装置が仕込まれていて、カード情報とPINコードをそのまま抜き取られてしまうようです。なので、空港のATMは絶対に使わないでください。

おそらく、空港に限らず観光地のATMでは同様の被害が起きてると思うので、
キャッシングする際は銀行内のATMを利用するのがベターだと思います。

なお、Leemanがオススメするもっとも安全な方法は、
米ドルを持って行ってホテルや街中の現地の両替所で両替する方法です。
空港の両替所は安全だとは思いますが、レートがぼったくりレベルで悪いのでオススメしません。

ちなみに、Leemanが空港で発見したATMはこんなやつです。
銀行名とかなんも書いてないので結構怪しい。

その2:クレジットカードは極力利用しない

次もお金に関する話ですが、クレジットカードは極力利用しない方が良いです。
使って良いと思うのは、

・ホテル(デポジット)
・各観光地のチケット購入

くらいですかね。
ネットの口コミを見ていると、レストランやスーパー、服飾店でもスキミング被害が見受けられるので、基本使わないようにした方がいいです。特に南米に行くとなると中長期になることが多いと思いますが、その中でクレジットカードが利用停止になるとかなり辛いです。

繰り返しになりますが、基本的には現地通貨を利用してクレジットカードは利用しないのが吉だと思います。

 

その3:移動は可能な限りUberを利用する

次は治安的な話ですが、Leemaん的な鉄則は「安心を金で買え!」です。
つまり、移動は極力Uberを利用するのが良いと思ってます。

リオデジャネイロにはバスや地下鉄などの交通網も発達してはいますが、
お世辞にもどちらも治安がいいとは言えないようです。

また、日系2、3世が多いと言われるブラジルですが、Leemanが見た限りでは日本人顔をしているような現地人はほぼおらず、アジア人観光客も全然見かけないので、日本人が1人でフラフラ歩いているとメチャクチャ目立ちます笑。そんな中で治安が悪い地域を歩いていたらまさにカモネギなので、危ないエリアの徒歩移動は避けましょう。

ちなみに、ホテルのスタッフに聞いた限りでは、ファベーラ以外では大聖堂(カテドラルメトロポリターノ)周辺のダウンタウンと呼ばれるあたりは特に治安が悪く土日は地元の人でも近づかないほどらしいので、その辺りを観光する際は特に注意しましょう。

 

その4:街の中ではスマホやカメラは極力取り出さない

ネットの口コミを読んでいると

「街中でスマホやカメラを取り出したら強奪された」
「スリに狙われて付きまとわれる」

という口コミがありました。
とは言え「せっかく観光しているのにスマホで写真も撮れないの?」という想いもあると思います。

結論から言うと、

・コルコバードの丘やシュガーローフ、大聖堂など、観光地内部ではスマホやカメラの利用は全く問題なし
・コパカバーナビーチでは注意が必要

というのが個人的な感想です。

コパカバーナビーチはリオでもっとも有名なビーチであり、日中は多くの人で賑わっていますが、
ここではスマホ強盗の被害が多く報告されています。

手口としては、スマホを強奪して交通量の多い大通りの向こう側に逃げられるというものだそう。

コパカバーナはご覧の通り、ホテル、大通り、遊歩道、ビーチという並びで、ビーチとホテルの間に道路が走っています。
この道路の交通量が非常に多い上に、横断歩道の信号もなかなか変わりにくいため、タイミングを見計らって強盗されて走り去られると物理的に追いかけられないと思います。

とはいいつつ、コパカバーナビーチ沿いのホテルのスタッフに聞いた限りでは
「周りに注意してれば少しスマホ出すくらいなら大丈夫」とのことで、
実際にLeemanはコパカバーナビーチや遊歩道で何度かスマホを出して写真や動画を撮影しましたが、特に問題ありませんでした。とは言いつつ、日中人通りが多いところで周囲を十分に警戒し、妻に横で見張ってもらいながらだったから大丈夫だっただけで、独り身だとまた状況は異なるかもしれません。ご注意ください。

 

その5:ファベーラやダウンタウンなど危険なエリアに近づかない

最後に、これはリオデジャネイロに限った話ではありませんが、観光地以外の場所に無闇矢鱈と行かないと言うのが大事だと思います。

リオデジャネイロは南米屈指の観光地ではありますが、非常に治安が悪いことでも有名です。
国連薬物犯罪事務所が発表した統計によると、2014年にブラジル全土で発生した殺人事件は50,674件で、世界ワーストの実績となっています。リオデジャネイロはまだマシな方と言われてはいますが、2017年の実績で殺人事件・殺人未遂事件の発生件数の合計が3,714件となってます。
つまり、1日10人がリオデジャネイロ市内で殺された、または殺されかけたことになるわけです。

リオデジャネイロには観光客が絶対に近づいてはいけないと言われている「ファベーラ」と呼ばれるスラム街があるんですが、そのような場所には面白半分で近づくのはやめましょう。武勇伝的にネタにするためにファベーラに行く人や、なんならツアーまであるそうですが、金どころか命を取られる人もいるので絶対にやめましょう。

と言うわけで、リオデジャネイロの観光についての注意点でした。

 

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
 にほんブログ村 旅行ブログへ
↑応援よろしくお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です