今回はプンタアレーナス2日目、
そしていよいよ南極ツアーの初日(ブリーフィング)です。
前回記事
プンタアレーナスの街を改めて散策
この日はいよいよ夕方から南極ツアーの初日でブリーフィング開始なんですが、ブリーフィング自体は夜からでそれまで暇なので、改めて1日散歩することにしました。
プンタアレーナスの街は傾斜がついてて、基本的に港に向かって下り坂になってます。なので、少し歩けば高台があって、街が一望できるスポットがちらほら。
ここが南米最南端の方にある街で、ここから南にまっすぐ行けば南極に行けると思うとテンション上がってきます。さすがにプンタアレーナスの高台からじゃ南極は全然見えないですけどね(世界最南端の町ウシュアイアからも当然見えません笑)
地球の反対側の北海道までは12456kmらしいです。マイルにして7800マイル。
直線距離だからか、意外と近く感じますね。むしろドイツの方が13969kmでもっと遠いのか・・・
大人気セルクナム族のお土産品
プンタアレーナスを歩いてると結構いろんなところでこんな感じのジョジョのスタンドやサイレントヒルのボスみたいなモチーフの人形やイラストに出くわします。以前も話しましたが、これはパタゴニア地方の先住民セルクナム族の伝統的な装いです。
普通に考えたらちょっと異質なので観光客にウケなさそうなんですが…
広場のタイルにも
お土産やさんにも
一角どころか専用コーナーまでできてる始末
このアバンギャルドな風体が受けるのか、とにかくいろんなところで見かけます笑
家にこの人形置いてあったらちょっと怖いかもしれませんが、記念におひとついかがでしょうか。お土産やさん見てると、ペンギンのぬいぐるみとか並んでる横にすぐこんな感じで置いてあるので、結構ホラーです。子供泣かないのかな?笑
プンタアレーナスの名店LOS GANADEROSへ
せっかくパタゴニアに来たので、羊のアサードが食べたいなーと思っていたところ、港の近くに口コミ評価の高いお店があったので行って来ました。その名もLOS GANADEROS、カジノのすぐ向かいにあります。
お店の中にはラムの開きが展示してありました。
展示なのか、ここで本当に焼いてるのかよくわかりませんが、結構グロいですね。超ワイルド。
メニューを見てるとEELSってのがありました。
Leeman
妻
Leeman
ってなわけで2品シェアして食べました。
羊のリブステーキ
うなぎ?
どちらも美味しかったんだけど、うなぎの方はどうも日本のうなぎとは全然違う感じで、淡白な白身魚?という感じ。
ちょっと気になったので食べ終わった後に調べてみました。
Leeman
うぎゃあああああああああ
どうもEELSは僕らが知ってるうなぎとは違う魚だったようで・・・
めちゃくちゃ笑いました スペイン語だとAnguilaでまともな ウナギが出てくると思います笑笑
— いおりん (@iorinbass) January 25, 2020
勉強になります・・・。
いよいよ南極ツアー出発前日のブリーフィングへ!
この日の早い時間に、20:00からホテルの会議室でブリーフィング開始というアナウンスがありました。
ホテルのフロント横に特設受付が設営されていて、ここでツアーのチェックインをします。参加者リストにちゃんと自分たちの名前があって一安心笑
実はこのあとホテルの部屋に全然入れないトラブルもありましたが割愛。
理由としては、南極ツアーのフライトキャンセルかなんかで急遽別のツアー会社の客が延泊することになり、オーバーブッキングで部屋が全然確保できなかったから。幸い部屋は19:30ごろに確保してもらって中に入れましたが、14:00チェックインのはずが5.5時間遅れ。。。バーでドリンク2杯と、レストランの50000CLP≒5000円分のクーポン貰えたのでまあ良しです笑
ツアーの受付のお兄ちゃんにダメ元で
「参加者がどこの国の人たちか確認したいから名簿の写真撮っていい?」
って聞いたら「もちろんOK!」と。
いや、絶対あかんやろ笑 といいつつ撮らせてもらいました。
氏名、生年月日、国籍、パスポート番号とか書いてあるけど本当によかったのかな笑
と思ったらもう少しいろんな人がいて
中国49
オーストラリア46
アメリカ11
イギリス7
カナダ8
ニュージーランド2
ドイツ1
アイルランド1
香港1
日本1
フィンランド1
不明2でした。
— ✈︎Leeman🇦🇷 (@Traveleeman) January 25, 2020
というわけで、参加者130人いて、うち約半数が中国人でした。団体客だね〜。
20:00に会議室へ行くと、中国語用と英語用で部屋が2つに別れてました。
流石に中国語わからないので英語の部屋へ。
入るとプロジェクターに南極のマークが!いよいよ、という感じで気分高まります。
ブリーフィングでは、南極での過ごし方、やってはいけないこと、理由、緊急時の行動などについての説明がありました。
特に、南極の動物との過ごし方については口酸っぱく注意喚起がありました。
ペンギンなどの動物には5m以内には近寄ってはいけないというのが基本であるほか、
アザラシの近くにいるときはしゃがまないことなど、細かい注意を受けます。
以前の他の会社の事例では、南極のゾウアザラシの近くでしゃがんで写真を撮っていた男性がゾウアザラシに突撃され、3mくらい宙に吹っ飛ばされたことがあったそうです。当然超重症でツアー中止、ヘリコプターで病院送りだったとかなんとか。
とにかく、南極は世界が一致団結して保護している自然なので、人間の影響を一切残さないようにとのこと。大事なことですね
ブリーフィングの終わりには、翌日南極上陸時に履く用の靴カバーを渡されました。外の世界の植物のタネとか土に付着した微生物とかを南極に持ち込むの防ぐためらしいです。超厳重。
また、翌日までに提出するヘルスチェックもありました。
ちょうどコロナウィルスがアウトブレイクした頃だったので、
「最近中国に行きましたか?」
みたいな質問もありました。中国人観光客全員アウトになってしまう笑
次回からはいよいよ、南極編開始します!
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
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