【南極クルーズ編⑤】大陸側へ初上陸!猛烈に可愛いペンギンの虜に

世界一周を終えて無事日本にたどり着いたLeemanです。

気づけば前回の更新から1ヶ月以上空いてしまいました。。。
イグアスについたあたりから毎日怒涛の観光ラッシュだった上に、フライトキャンセルやロスバゲ、コロナの影響による旅程変更にも迫られ、不貞腐れている間に日本に帰って来てしまいました笑

では前回の続き、南極クルーズ編です。

前回記事

【南極クルーズ編④】南極で温泉?初の上陸地は南極のデセプションアイランドで世界最南端の温泉地!

 

流氷を眺めながら食事できる贅沢な時間

朝起きてベランダから外を見ると流氷が。

いよいよ本格的に南極に来たんだなあという実感が湧いて来ます。

朝ごはんの席の窓からも巨大な流氷が。
こんなところで朝ごはん食べられるなんて夢みたいですね。

朝ごはんを食べ終わって部屋に戻ろうとするとアナウンスが。

「Humpback whales are on the starboard side」

というわけで急いで看板に出て進行方向右手の方角を探して見ると…

ザトウクジラだー!!!

しかも群で、4匹くらいいました。潜水はせずゆっくり遊泳。
野生のクジラが背中から潮を吹き出してるのを生まれて初めて見て感動。

こうやってアナウンスして教えてくれるの大変ありがたいですね。

 

クルーズ船では前後左右の呼び方が特殊

ちなみに、アナウンスではStarboardと言っていましたが、
これは海運用語で進行方向右手側のことを指します。

ちなみに、前後左右それぞれに以下の通りの名前がついており
クルーズ中はこの呼称で案内されます。ご参考。

前方:Bow
後方:Stern
右舷:Starboard
左舷:Port

 

3日目の午前中はアザラシがたくさんいるPortal Point

この日は午前と午後、2回の上陸の予定です。

まず午前中は三日月型の地形が特徴のPortal Pointです。
ここはペンギンはいないけどアザラシがたくさんいる場所。
ペンギンは午後までお預けです。
(この時点では南極クルーズ船に乗り込む際の海で泳いでるのを見たっきりで、まだちゃんとペンギンを見れてない。)

例のごとくゾディアックボートで向かいます。
午前中はMandarin Speakersが先発組だったので、遅れてゆっくりボートに乗り込みました笑

5分ほどのクルーズでPortal Pointに到着!
すでに上陸してる人たちが歩き回ってます。

前回のデセプションアイランド は温泉が湧いていることもあり、
地面が雪で覆われているところや流氷はあまり見られませんでしたが、
こちらはまさに南極って感じの景色です。
陸地の上に乗っかってる雪の量が半端じゃない。

流氷とアザラシが絵になる。

海の方を眺めていると泳いでるアザラシも見られます。

かわいい。

上陸地の丘の上から眺めるとなかなか壮観。
手前の岩場に人が集まってるのがゾディアックボートでの上陸場所
遠くの流氷の間に小さく見える白いのがクルーズ船です。

 

午前中の上陸ではアザラシしか見られず少し物足りなく感じていましたが、
帰りにゾディアックボートで戻る途中、クルーズの運転手がどうも船とは違う方角へ。

あれ?まだ帰らないのかな?
と思ってると

「Look at!」

と船とは違う方向を指差してます。ん???

 

なんとザトウクジラの群がすぐ近くにいました。しかも5、6頭!

「ゾディアックボートの船の上からクジラを間近で見る」

というのは南極クルーズでやりたかったことの一つだったので、早速実現できてよかったです笑

午後はいよいよペンギンとご対面、Cuverville Island!

クジラも間近で見られて大満足だった午前の上陸の後は、
場所を少し移動してジェンツーペンギンのコロニーがあるCuverville Islandへ上陸です。
待ちに待ったペンギンとの対面で上陸前からテンションMAXでした笑

Cuverville Islandは以下写真の左側の赤丸のところにあります。
南極もだいぶ奥の方まで来ましたね。

いつも通りゾディアックボートで上陸しますが、
今回は初ペンギンと言うこともあってみんなテンションすごく高かったです。
バズーカみたいレンズのついたカメラ持ってる人もたくさんいました笑

さて、いよいよ上陸・・・

めっちゃペンギンいる笑

上陸して見るともう其処彼処にジェンツーペンギンが。
人間がわらわら上陸して来ても全く意に介さず、超マイペースに活動してます笑

 

5m以内は接近禁止なのでこちらからは一切近づきませんが、
ペンギンの方はそんなことも御構い無しに人間が立っている脇を駆け抜けていきます笑

なんで人間見ても逃げないの?って言うところなんですが、
ナチュラリストの話だと、南極の陸地にはペンギンの敵がほとんどいないから、だそうです。

海の中にはシャチやヒョウアザラシなど天敵がいますが、
南極にはシロクマもいないので、陸地は安全地帯という認識みたいです。
(その昔人間はペンギン食べたりしてましたが・・・)

岩肌がむき出しになっていて更地になっているところにはペンギンのコロニーがあります。ちょうどこの時期は子育ての時期で、ジェンツーペンギンのヒナもたくさん見ることができました。

ここでは雪山トレッキングして丘の上にある営巣地も覗きにいきました。
ペンギンの通り道であるペンギンハイウェイは踏まないように、迂回して登っていきます。

ちなみに、少し夢のないことを言いますが、
ペンギンのコロニーはめっちゃ臭いです笑

雪や地面がところどころ赤くなっているところがあると思いますが、
これはペンギンの糞尿です。

赤くなっているのは、ペンギンが摂取しているオキアミなどの動物性プランクトンによる着色なんですが、
岩場や雪がこれだけ赤くなっていることから、どれだけ糞尿まみれの場所かよくわかると思います笑

とはいえ、マスクがないと耐えられないほどかというとそんなことはありませんが、
ペンギンのコロニーに行った後は防寒具に匂いが染み付くので、
船に戻った後はいつも水洗いしてました笑

動物の匂いなどが苦手な方は少し注意。

子作り中。

もうとにかくペンギンの挙動が可愛すぎて、どれだけ見てても全然飽きなかったです。

水の中では鳥類らしく飛ぶように華麗に泳ぐペンギンですが、
陸上ではよちよち左右に体を振りながら歩いてて、可愛さの塊。

個人的には特に、コロニーで立ち尽くしてるペンギンたちが大好きで、
バラバラの方向をみてボーッとしている姿が愛らしさMAXでした笑

 

夕食とその後のレクチャー

というわけで、初ペンギンを堪能してこの日は終了。
ゾディアックボートで船に戻り、19:30〜夕食。

この日はコース料理でした。
相変わらず2人席の定位置です。
(欧米人はみんな大人数のパーティー席でわいわいやってましたが、我が家はそういうの少し苦手なので。。)

 

夕食後は21:00から1時間、クジラの生態についてのレクチャー。
基本的に毎日7:00の朝食から22:00くらいまで休む暇があまりないので、結構疲れます。
この日のレクチャーは途中から寝てました笑

と言うわけで、南極クルーズ3日目は終わり。
4日目はお土産屋や郵便ポストがあるポートロックロイへ!

 

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