【南極クルーズ編⑫】南極クルーズの終わり、南米最南端の街ウシュアイアへ帰航

南極海に飛び込んで高熱を出した後は一晩寝込んだら治りました笑

前回記事

【南極クルーズ編⑪】南極上陸最終日、ポーラープランジで0度の南極海にダイブ!

 

世界一荒れる海域の一つドレーク海峡を超えて

南極から南米大陸に船で戻るにはドレーク海峡を通過する必要があります。

ドレーク海峡とは…

ドレーク海峡は、南アメリカ・ホーン岬とサウス・シェトランド諸島(南極半島の北側に連なる諸島)との間の海峡。南極海の一部でもあり、世界でも最も荒れる海域の一つ。ギネスブックで世界一幅の広い海峡として認定されており、最狭部でも約650キロメートルある。

ネットで事前に調べてみると、ドレーク海峡のイメージはこんな感じ↓

 

 

 

え?これ船沈まない?大丈夫?

 

 

 

Leemanの今回の南極ツアーは往路は飛行機でドレーク海峡をすっ飛ばしたので、復路がドレーク海峡初体験です。南極行った人の記事を見ているとこのドレーク海峡が鬼門で、ここで体調を崩して復調せずツアーに参加できない人もいるんだとか。とりあえず往路は飛行機にしておいてよかった…

前日ポーラープランジで南極海に飛び込んだ後体調を崩して寝込んでいたLeemanですが、翌日にはなんとか回復。起きたら既にドレーク海峡に差し掛かっているとのこと。

早速ベランダに出てみると…

 

 

 

 

あれ?確かに少し揺れてるけど、こんなもの?

 

 

朝ごはんを食べに行ってウェイターのお姉さんに聞いてみると

「今日のドレーク海峡はほぼ無風よ!ラッキーだったわね!」

とのこと。
体験したかった気もするけど、船酔いの気持ち悪さは二度と体験したくないレベルなので良しとします笑

動画ではこんな感じ。

 

クルーズ最終日はひたすら座学だけど…

南極クルーズ到着前の最終日はひたすらレクチャーです。

とはいえ、これまで海洋生物や歴史については散々やり尽くしたので、この日のレクチャーはこれまでのクルーズのハイライトや、写真の撮り方講座など、もう少しライトなものが多かったです。

スケジュールはこんな感じ。

とはいえ、みんな疲れているのか、前日のポーラープランジで体調を崩したのか、レクチャーにも食事にも半分くらいの人しかいませんでした。全日程朝から晩まで詰め込みだったのに毎晩ラウンジで晩酌してる人とかいてすごいなあと思ってたけど、流石に最後はグロッキーになってたみたいです笑

レクチャーでは今回のクルーズの航路についての解説もありました。
結構南極半島の根元の方まで行ったんだなあと。

キャプテン主催のFarewell partyでみんなにお別れの挨拶

プログラムの最後はキャプテン主催でのお別れパーティーです。

欧米の人たちがすごいなと思うのは、こういうアドベンチャーのツアーでもしっかりシャツと革靴用意して来てること。aurora社のクルーズではドレスコード全然厳しくなくてアウトドアウェアでOKって明記されてるので気後れはしませんが、この辺はパーティーを重んじる欧米文化を感じます。

パーティーではお酒とおつまみが振る舞われます(もちろん無料)。

パーティーはいつものレクチャールームで。
お茶目なキャプテンはいつもジョークで笑わせてくれて、とても楽しいパーティーでした。

また、このパーティーでクルーたちの挨拶もありましたが、極地という過酷な環境下の中で顧客サービスも考えつつ無事に運営してくれたことに心から感謝でした。他のクルーズではルート取りが悪くてゾディアックボート出せなかったり、上陸機会を逃したりすることもあるらしいのですが、最終日早めに切り上げた以外はほぼプラン通りに運行してくれて本当に大満足なツアーでした。aurora社のツアー、日本では全然有名じゃないですけど、改めて超おすすめです。

 

最後に、例のポーラープランジをやった人には最後に記念Tシャツが配られました笑

ドレーク海峡を超えて南米大陸へ

結局全然揺れず拍子抜けだったドレーク海峡を抜け、気づけば南米大陸が目の前に。

肉眼でも陸地が見えて来て、ビーグル水道に入ったのがわかります。約10日ぶりにの南米大陸。

ビーグル水道ではたくさんイルカがいて、ずっと船と並走して遊んでくれてました。

 

そしていよいよ帰港地である世界最南端の都市ウシュアイアに到着!
南極ツアーが終わってしまうんだなという寂しさは大きかったですが、このあと始まる南米大陸旅行が楽しみで新たな出発点に到着したという気分でした。

ウシュアイアはプンタアレーナスよりももう少し大きな街かな?という印象。

南極旅行を終えて

8年前にテレビで「フローズンプラネット」という番組を見て以来、ずっと南極に行くのが夢でした。

いつかいつかと思っていたところ、約3ヶ月自由な時間が貰えるという千載一遇のチャンスが訪れて、どれだけ時間とお金がかかったとしてもここで行かなかったら一生後悔すると思って、かなり無理をしつつも予約に漕ぎ着けました(南極ツアー単体で夫婦合計250万円ほど払いました笑)。

夢にまで見た南極は別の惑星のような場所で、ありのままの自然の美しさと過酷な環境を生き抜く生き物の強さに感動しきりでした。「あの日僕は南極にいた」という事実は僕の一生の宝物です。心の底から行って良かったなと思います。

南極のツアーについてはまだ日本語で情報まとめているサイトがあまりなく、自分も日本から予約する際には情報収集にかなり苦労しました。南極旅行の選び方については以下記事でまとめているので、少しでも興味がある方は読んでみてください。
南極旅行への後押しになればブロガー冥利につきます☺️

【必読】南極への行き方完全攻略!南極クルーズの料金の相場、ラストミニッツ、船の選び方、オススメのツアー会社、全部教えます!

もうあと数十年経ったら、もっとカジュアルに南極行けるようになってるかな。
いつかまた。

 

南極編はこれにて終了!
次回からはアルゼンチンの最南端の町ウシュアイアから北上して生きます。

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
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