【南極クルーズ編⑪】南極上陸最終日、ポーラープランジで0度の南極海にダイブ!

南極クルーズは7日目。

8、9日目は南米大陸に戻って10日目の朝にウシュアイアに到着する予定なので、この日が実質南極大陸最終日です。あっという間。

前回記事

【南極クルーズ編⑩】ゾディアックボートでクジラの尻尾を追いかけまくる

 

最終日は嵐の影響で半日短縮して南米大陸に向かうことに

7日目の朝、いつも通り6:30ごろにアナウンスで起こされます。
この日は実質南極大陸最終日なんですが、嵐が迫って来ているということで半日早めに切り上げて南米大陸に戻ることに。なので、この日の午後の上陸はなくなり、午前が最後の上陸の機会となりました。

今日の予定をよーく見て見ると

「We plan to follow the landing with a polar plunge!!」

って書いてありますね。後述しますがこれはあかんやつです笑

 

最後の上陸地ではChin Strap Penguin(ヒゲペンギン)と初対面!

さて、ここまで一瞬船上からアデリーペンギンが見れた以外はずっとジェンツーペンギンしか見れなかったクルーズですが、最後の最後でヒゲペンギンが見れることに!最後の上陸地はHalf moon islandです。ここは南極半島の中ではアゴヒゲペンギンの営巣地としてもっとも有名な場所の一つです。

上陸すると早速アゴヒゲペンギンが。
ジェンツーペンギンに少し食傷気味でテンション下がってた乗客も目を輝かせてシャッター切りまくってました笑

ヒゲペンギンはその名前の通り、アゴにヒゲが生えているような風貌です。
英語ではChin strapなのでアゴヒモペンギンですね。どちらも同じような名前。

ちなみにヒゲペンギンは南極の固有種ではないものの、南米大陸南端〜南極にしか生息していないペンギンなので、レア度でいうと結構高いです。

ごはん(オキアミ)でお腹汚しちゃってもう可愛さMAXです。

 

ヒゲペンギン以外にもこの島にはアザラシもいて、運が良ければゾウアザラシも見ることができるとのことでしたが、この日は残念ながらウェッデルアザラシしか見ることができませんでした。

とはいえ、ヒゲペンギンと共生している様子を見ることができてよかったです。
アザラシはみんなペンギンを食べるものだと思っていましたが実際はそんなことはなく、ウェッデルアザラシとペンギンは同じ空間で仲良く過ごしてました。

 

ペンギンは5m以内接近禁止なんですが、海から突然上陸して来たりすると不可避で1mとか接近してしまいます。
が、これあ不可抗力なのでしょうがないですね笑 上陸して周りに人間がたくさんいるのに戸惑ってて可愛かったです笑

 

70近くの爺さん婆さんも元気に南極海へダイブ!

さて、ヒゲペンギンを鑑賞して帰って来た後はいよいよPolar plungeです。

「Polar plungeって何?」

って方のために簡単に解説しておくと

Polar=極地の
Plunge=突っ込む、飛び込む

 

Polar Plunge=極地でダイブ

そう、つまり南極海へのダイブとかいう酔狂なイベントです。

「南極海でダイブとか大丈夫なの?」

と心配のあなた、大丈夫です。
なんとPolar Plungeは無料!
やるしかないですね(マジキチスマイル

 

という訳で、飛び込み場所があるフロアに行ってみるとすでに行列。
老若男女問わず結構並んでました笑
Chinese speakersは1人も参加してなかったけど、それ以外の欧米諸国の皆様は60%くらいの人は参加したかな?って感じです。結構足腰来てる感じのお爺様も参加されてました笑

 

海に入らずともすでにここも0度くらいなので、待ってる間もかなり寒いです。
体を温める用のスコッチも用意してます笑

昔は船の高いところから飛び込んでたらしいんですが、安全性等の観点から今はこんな感じで海の上に浮かべたマットからの飛び込む仕様です。ノリノリの音楽を鳴らして欧米っぽいノリでガンガン飛び込んで行く皆様…

 

  

 

 

 

という訳で、せっかくなのでLeeman夫婦もダイブしてきました笑

 

写真は載せませんが、感想、

 

 

冷たすぎて痛い

 

 

 

銭湯とかの水風呂でも17℃くらいあるのですが、ここ南極海の温度は0℃です。体弱い人は冗談抜きで普通に死にます。この企画考えた人なんなの?バカなの?笑

ちなみに、他の参加者がムービーを撮影してくれててあとでシェアしてくれたんですが、2人で同時に飛び込んだあとLeemanは妻には脇目も振らず一目散に上陸してて超不甲斐なかったです笑 

これから南極行く人はぜひチャレンジして、極海で泳いだっていうマイルストーンを獲得して来てください笑

南極海を離れて南米大陸に向かう

嵐の影響で半日早くですが、南極はこれでお別れ。南米大陸へ向かいます。

Polar Plungeのあと少し船内を回っていましたが、徐々に旅も終わりっぽい雰囲気に。

ラウンジにはこれまで行った場所にピンを打った地図が張り出されてました。
こうして地図で見てみると、世界の果てまで来たんだなあと感慨深い。

あとはまっすぐ帰るだけ運行に余裕がでてきたので、操縦室も見せてもらえました。

新しい船なのでほぼ最新型です。綺麗。

 

と、この辺りでどうも体調が優れず…

部屋に戻って体温を測って見るとなんと40℃弱。。。疲れが溜まっていたのもあったと思いますがPolar Plungeで完全にやられてしまいました笑

この後は世界一揺れるので有名なドレーク海峡も待ち受けているところ、Leemanの体力は持つのか。。。

次回に続く。

 

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