【南極クルーズ編③】aurora社のGreg Mortimerに乗船!今シーズンおろしたてのクルーズ船はまさに高級ホテルそのもの!

 

今回はいよいよ南極のキングジョージ島上陸し、その後クルーズ船に乗り込みます!

前回記事はこちら
南極ツアーの全体の概要はこっち

 

砂の滑走路!キングジョージ島に上陸した後はペンギン行列で歩いて港へ向かう

いよいよキングジョージ島に着陸です。
キングジョージ島の滑走路はコンクリートではなく何と砂地
環境保護の観点からだと思いますが、非日常的なワイルドな滑走路に驚きます。

到着した後は、前日のブリーフィングでもらった靴カバーを履いて降機します。

みんな靴カバーで歩き慣れてないのでペンギンのよちよち歩きみたいになってます笑

 

降機した後は滑走路の脇に全員集合、
ここからは一列になって中継地点まで向かう旨を説明されます。

説明通り一列に並んでキングジョージ島の建物を横目に300mほどペンギン歩きで進んでいきます。
(色々建物はあるけど中には入れない。)

しばらく歩くとなにやら記念撮影スポットみたいなところに辿り着きました。
ここはセーフティーゾーンなのか、例の靴カバーはもう外してしまってました。

そして、ツアーで今後ずっと使うことになる長靴が支給されます(最終日返却)。

南極と言いつつ、夏なので暖かく雪はほとんど見当たりません。
ちなみにこの日のキングジョージ島の気温は5℃。
防寒着来てるのでそれほど寒く感じません。

例のごとく世界中の街までの距離が書いてある看板を発見。知らない地名ばっかり。

長靴を履いた後は、また一列になって海岸に向かって歩きます。
ここはちょっと長く、1km弱、15分くらい。
とはいえ、靴カバーは外して長靴なので、先ほどと比べてかなり楽。

ちなみにスーツケースは車で運んでもらってるので、持ち物はハンドバッグだけです。

飛行機から降りて1時間ほど、やっと港に辿り着きました。

すでにゾディアックボートが待機していて、早くビーチに着いた人から順にどんどん乗っていきます。ゾディアックボートの定員が10人くらいで乗客が130人、ボートが5台くらいだったかな?ボートが全部出払った後はひたすら待機する必要があるので、さっさとクルーズ船に乗りたい人は早めにビーチ行った方がいいと思います。

 



いよいよ南極を巡るクルーズ船に乗船!

飛行機が飛ばなかったらどうしようとか、天候が悪くてゾディアックボートが出なかったらどうしようとか色々不安なこともありましたが、ゾディアックボートに乗ればもう一安心。南極ツアー参加確定で安心ですね。

思い返してみれば、日本からのフライトが遅延やロスバゲに備えて南極ツアー出発の2日前の朝にプンタアレーナスに到着していたんですが、ほとんどトラブルらしいトラブルもなく無事船に乗り込めそうで良かったです(アメリカからリオへのフライトは欠航になりかけましたが笑)

さて、ビーチからいよいよゾディアックボートで出発し、船に向かいます。
向かう途中、ボートと並走してジェンツーペンギンが泳いでました。
ペンギンは泳ぐ時トビウオみたいに水面をジャンプするんですよね。超可愛かったです。

ボートを走らせること15分、いよいよクルーズ船に乗船!

クルーズ船に乗ったらまず、1組ずつ写真撮影されます。
これはその後クルーズ船のロビーに張り出す用のものでした。
(参加者同士が顔と名前を覚えられるように)

乗船してすぐのところにMud roomと呼ばれるロッカーがあります。
ここで長靴とライフジャケットを外して置いておきます。
(置く場所は自分の部屋の番号)

写真撮影とMud roomでの靴の履き変え等を終えて上の階へ上がると受付が。
ホテルと全く同じように、ここで乗船チェックインします。

なお、ここでパスポートを預けることになり、
クルーズ船から下船するまでは返してもらえないので注意しましょう。
(ちなみに後日書きますが、ポートロックロイという基地でパスポートに南極のスタンプが押せますが、それはまとめてクルーズ会社がやっておいてくれます。)

 

直前まで別日程(ウシュアイア→キングジョージ島)でクルーズしてたので、部屋の準備がまだ終わっておらず、チェックインが終わった後の待ち時間はウェルカムドリンクと軽食が用意されてました。

この時点ですでにびっくりしてるんですけど、船内めちゃくちゃ綺麗じゃないですか笑
今まで船に泊まったことは何度かありますが、ここまで洗練されてるのは初めて。
まあ、下ろしたてで10月に導入したばっかですからね笑

 



部屋はバルコニー付きで超広々!参加者専用グッズがかっこいい!

ロビーでたむろすること30分、「部屋に入っていいよ〜」とアナウンスが。やったー!

部屋の様子はもちろん事前にネットで写真見たりしてたんですが、写真詐欺もよくある話なので結構ドキドキします。このあと10日間も泊まるわけですし

ちなみにLeemanの部屋はGreg Mortimer620号室でした。
部屋の鍵を貰っていよいよ入室!!!

 

 

 

うおおおおおお!超綺麗!
そして船の部屋の割に広い!

部屋には大きなペンギンの絵がかけてありますが、インテリア的にも調和を崩しておらず、むしろ南極クルーズに向けてテンションが上がるとてもいいバランス。

そして、なにより嬉しいのがバルコニー!
そもそも今回予約した時点でこの部屋しか残ってなかったんですが、他のクルーズ会社だったらバルコニー付きの部屋なんてスイートルーム級じゃないと無いんですが、この船は中級の部屋以上なら全室バルコニー付きでした。

大きい窓が付いてて部屋が広く感じるだけじゃなく、船の移動中部屋にいる間もずっと海洋生物探せるのでバルコニーは本当に嬉しかったです。

 

また、今回全然期待してなかったaurora社の参加者プレゼント防寒着ですが、
思ったより実物はなかなか良かったです!

あと、事前情報では特に聞いてませんでしたが、
船内や南極で利用する用のマグカップと水筒ももらえました。
こっちはお世辞抜きで本当にかっこいい!
いい思い出になります。



船内利用に関するブリーフィングを受けた後は船内探索

部屋で色々感動しているとアナウンスが

「今からレクチャールームで船内利用に関する説明を行います。
Mandatory(必須)なので全員必ず来てください」

序盤はやたら参加必須のレクチャーが多いです。
部屋のキーにバーコードが付いてて、レクチャールームの入り口で全員バーコードスキャンされて出欠チェックされます。Mandatory(必須)のものは忘れずに必ず参加するようにしましょう。

船内利用の基本的な注意事項や、予定航路なども含めて総括的なレクチャーでした。

レクチャーが終わって夕方17:00。
この日はこの後、夕食後に明日上陸する島に関する講義がある以外は特に予定がなかったので、船内を探検してみることに。

 

最初にゾディアックボートで入って来たのが3Fで、乗客が動き回れるのは8Fまであるので結構広いです。

構成としては

8F バー、展望デッキ、屋外飲食スペース
7F 操舵室、図書館、スパ、サウナ、ジム、客室
6F 客室
5F ロビー、食堂、レクチャールーム、お土産ショップ
4F 客室
3F 客室、Mud room

こんな感じです。

 

まず、船の後方から外に出てみる。

クレーンとゾディアックボートがたくさん。
このクレーンでゾディアックボートの上げ下げをオペレートします。

 

最上階である7F船首の方にはバーラウンジ兼展望室が。
横の扉からデッキに出ることもできます。

この部屋に双眼鏡も置いてあるので、日中暇な時間にこの部屋に入り浸ってる人も多かったです。
部屋の中でお酒やお茶を飲みながらクジラやアザラシ、ペンギン等を眺めることができます。

7Fのデッキは外の飲食スペースになってます。
が、寒くてほぼ使いませんでした笑
一回だけ晴れた日にバーベキューパーティーが催されました。

1つ階を降りるとLibrary、図書室ですね。

南極に関する本が多数置かれてる他、
モノポリーやバックギャモン、麻雀などのボードゲームもたくさんあって、特に夜は中国人のお客さんで盛り上がってました。また、PCが2台置いてあって、毎日カメラマンが撮影してアップデートしてくれた写真を閲覧したり貰ったりすることができます。

 

7Fにはスパとサウナ、ジムもあります。
毎日予定ギッチギチで全然使う余裕がありませんでしたが、サウナは1回だけ利用しました。南極の流氷を見ながら入るサウナは世界一眺めが良いサウナだったと今でも誇りに思ってます笑

階段。エレベーターもあります。

 

各階には水の補給機が備え付けられていて、いつでも水は調達可能です。
最初にもらったボトルに入れて持ち歩いたりしてました。

水以外にも、温かい飲み物は全て無料で、
コーヒー、カプチーノ、カフェオレ、紅茶、緑茶などはレクチャールームでいつでも飲めるようになってました。コーヒーはデカフェまであり。

 

また、お茶のお供にクッキーもいつも置いてありました。
グルテンフリーのものも置いてあり、配慮が深い。

 

 



初日の夕食はビュッフェ、中華料理もあり!

ちょっと長くなってしまったのでそろそろ終わりにしますが、最後に初日の夕食の写真です。

  

 

あんまりしっかり写真撮ってませんでしたが、前菜、スープ、肉料理から魚料理、デザートまで至れり尽くせり。味も申し分なく美味しかったです。夕食時はお酒も無料になるため、みんなワインやビールを飲んでました。

ちなみに、食事の席ですが、大半が大テーブルなので、そっちに座ると他の人と相席になります。スーパーシャイなLeeman夫婦は隅っこの方にある2人席を毎回陣取ってゆっくり過ごしてました。

食事を終えて部屋に戻ると、テレビには翌日のスケジュールが。
毎日プランA~Cくらいまで用意されていて、天候などに合わせてスケジュールを変えてくれます。

 

 

写真多めで冗長になりましたが、以上初日の様子でした!
次回からは南極各地を巡ります!

 

 

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