【南極大陸準備編①】南極ってどうやって行くの?

「え?南極大陸って旅行先になりうるの?」

 

多分、アルゼンチンやチリの南端の都市への旅行者等でない限りはそう感じると思います笑

 

✈︎Leemanは来年の1月から2月にかけて10日間の南極大陸へ上陸できるツアーに参加することにしました。

この記事を書いている時点ではまだ実際に南極大陸の旅行を終えたわけではありませんが、

かなりの時間と労力を割いて南極大陸への旅行について調べたので、記録に残しておきたいと思います。

特に、これまで南極大陸への旅行について詳しく日本語でまとめられたサイトもなかったので、今後を渡航を検討している人の参考になれば幸いです。詳しくは後述しますが、南極大陸への旅行は時間的にも金銭的にもかなりハードです。

なお、✈︎Leemanが調べたのは10~12日間のツアーであり、今回記載するのはそのツアーに限った内容ですのでご承知おきください。2週間以上の長期ツアーについては当てはまらない場合もあります。



 

 

 

南極大陸にはどこから行けるの?

 

まず南極大陸の玄関口は、アルゼンチン🇦🇷とチリ🇨🇱の南端に近い都市にあります。

アルゼンチン側は「Ushuaia(ウシュアイア)」、チリ側は「Punta Arenas(プンタ・アレーナス)」という都市です。

 

どちらも南米大陸のほぼ南端・・・。というわけで日本から行くと結構な時間がかかるわけです。

具体的にフライトを検索してみると、

 

ウシュアイア発着

 

プンタアレーナス発着

 

ご覧の通り、どちらも国内線しか就航してません。

アルゼンチンはブエノスアイレス、チリはサンティアゴとそれぞれ首都が主な経由地になるわけですが、幸いにしてそれぞれの都市へはLAやNYと行ったアメリカの主要都市から飛行機がたくさん出てるので、日本からはミニマムで乗り継ぎ2回で行けます。(サンティアゴにはヨーロッパの各主要都市からも飛んでるので、逆回りも可です。ブエノスアイレスも同様に可能ですが、ロンドンからしか飛んでないです。)

なので、どれだけ少なく見積もっても、

アメリカまで12時間+南米の中継地点まで11時間+最終目的地まで3.5時間+乗り継ぎ6(3+3)時間

32.5時間

めっちゃ遠いですね。

 

そして現地発からの大まかな南極のルートは

ウシュアイア発→船クルーズ→南極大陸→船クルーズ→ウシュアイア

ウシュアイア発→船クルーズ→南極大陸→飛行機→プンタアレーナス

プンタアレーナス発→飛行機→南極大陸→船クルーズ→ウシュアイア

プンタアレーナス発→飛行機→南極大陸→飛行機→プンタアレーナス

上記の4通りに分けられます。

ウシュアイアから南極大陸までの往復は船🚢

プンタアレーナスから南極大陸までの往復は飛行機✈️

となってます。

 

飛行機の方が料金が高いとか、クルーズだと南極に行くまでに時間がかかるとか色々あるんですが、それはまた別の機会に説明するとして、いずれにせよ、この二つの都市のどちらかを目指すことになりますね。

 

どんなスケジュールなの?

上記の通り大きく分けて4パターンありますが、今回は一例として✈︎Leemanの旅程を紹介したいと思います。

1日目

チリ🇨🇱のプンタアレーナスのホテルにて現地集合。

チェックイン後、翌日以降のスケジュール等についてブリーフィング。

 

2日目

チャーター便にて、プンタアレーナスから南極至近のキングジョージ島へ。

島に到着後、クルーズ船に乗り込み南極へ向け出発

 

3日目〜8日目

天候と波の状況を見ながら南極大陸に上陸。

 

9〜10日目

クルーズ船でドレーク海峡を通ってウシュアイアへ向かう

 

11日目

朝アルゼンチン🇦🇷のウシュアイア港に到着

✈︎Leemanが今回参加する予定のツアーは、上記の③のルート

プンタアレーナス発→飛行機→南極大陸→船クルーズ→ウシュアイア

ってやつです。

飛行機で行けば船に比べて片道で1.5日分くらい時間短縮できるので、その分南極大陸で過ごせる時間が長くなりますが、その分当然高くなりますね。往復飛行機でプンタアレーナス発着が一番高額になります。

南極大陸では

  • ペンギンの営巣地を見学
  • 南極基地見学
  • ゾディアックボートでクジラ至近ウォッチング
  • トレッキング
  • シュノーケリング
  • ダイビング

などなど、オプションもありますが色んなことができます。

 

 

 

南極大陸へ行くために必要な費用は?

 

日本から南極大陸へ行って帰ってくる、というコースを仮定するとかかる費用は

①日本からウシュアイア(プンタアレーナス)までの航空券

②ホテル滞在費

③南極ツアー代金

大きくこの3つです。

 

①航空券代金

日本→ウシュアイアで航空券(エコノミークラス)の往復航空券を調べてみると

乗り継ぎ二回、所要時間37時間とかで20万くらいです。思ったより安く行けるなって感じじゃないでしょうか。

ただ、乗り継ぎ二回で37時間エコノミークラスってあまり現実的じゃないので、実際は途中降機して休むなり観光するなり必要でしょうけど。。。。

というわけで、①=20万円、としましょう。

 

②ホテル滞在費

これはホテルのクラスや滞在日数にもよりますが、超最短で行けたとすれば必要になるのはウシュアイア到着日と南極ツアー終了後の合計2泊のみ。一泊1万円だとしても、合計2万円です。

余談ですが、ウシュアイアやプンタアレーナスはリゾート地的な位置付けで、物価は割と高めらしいです。とは言っても、調べてみると1万円で泊まれるホテルはたくさんありますけどね。

②=2万円

 

③南極ツアー代金

最後にツアー代金。これがかなりピンキリなんです。

というのも、南極ツアーは「Last Minutes」と呼ばれる直前セールが有名で、そのセールで購入すれば通常の半額以下で変えたりするので、かなり金額に幅があります。

バックパッカーで現地で2週間待ちとか可能な人はラストミニッツが利用可能と思いますが、今回は日本から計画的に行くってのを想定して、直前セールではなく通常料金で調べて見ます。

条件は最低クラスで、相部屋かつ窓なしの部屋だとすると

 

 

そのお値段、なんと約80万円

 

 

 

大事なことなのでもう一度言いますが、最低クラスの条件で約80万円です。

 

というわけで、③=80万円。。。。。高い。。。。。

 

 

そして①〜③を合計してみると・・・。

 

20万円+②2万円+③80万円=102万円

 

これが日本から計画的に南極大陸へ行く場合の最低費用の理論値です笑

 

ちなみに所要日数は往復飛行機で丸4日間、ツアーで11日間、ツアー前後日で2日間で合計17日間かかります。

サラリーマンの場合は結婚休暇とか永年勤続休暇とかに有給くっつけまくるしかないですね笑 プロジェクト単位で仕事してて、3ヶ月働いて1ヶ月休み、みたいな人は行きやすいかもしれません。

なお、南極クルーズはWi-Fiが微弱かつ有料なことがほとんどなのでノマドワーカーの方にはあまり向いてないかもしれないのでご注意を。

いずれにせよ、冒頭で「南極大陸への旅行は時間的にも金銭的にもかなりハードです。」って言ったのはこういう理由でした笑

南極大陸については、別の機会にもう少し詳しく船の選び方とかツアー会社とか説明しようと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
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