南極クルーズで必ず立ち寄るのが「ポートロックロイ」というイギリスの観測局です。
ここでは南極のお土産を購入できるほか、郵便ポストもあって手紙を送ることもできます。
今回は番外編チックにポートロックロイについてまとめます。
多分ポートロックロイのお土産屋さんの内容について世界一詳しい記事になると思います笑
目次
ポートロックロイとは
ポートロックロイは、南極のパーマー群島、ウィーンケ島の西側に位置するイギリスの観測局がある場所です。
観測局は、1944~62年まで活動していて、歴史的重要性から1996年に改修されて夏の間だけ観光訪問者のために開けているそうです。現在は、博物館兼郵便局、ギフトショップとして使用されていて、切手やハガキ、お土産などを購入することができます。
ちなみに、ギフトショップの商品は非常に値段が高いんですが、この売上は南極の探検史や航海史における重要な歴史的遺産を保護する活動に使われているらしいので、惜しまず支払いましょう笑
ポートロックロイってどんなところ?
ポートロックロイの施設は小さな小屋が2つ(うち1つは入場不可)と非常にコンパクトなところで、中に入れるのも20人程度が限度です。Leemanのツアーでは入場制限をかけていたので、ポートロックロイの建物の前に列を作って20分くらい待ちました。
以前は英国の観測局として使われていましたが、現在はその機能は果たしておらず、夏場だけ観光客向けに営業しているところです。
この建物の周辺にもジェンツーペンギンがコロニーを作って住み着いています。
常駐してる観測隊は、ジェンツーペンギンが観光訪問者を見たときの動作、感情の動きなどを今も研究してるそうです。
入り口の看板。
イギリスに住んでいた方は見慣れているかもしれませんが、Royal Mailの表記があります。ここでは手紙を出すことができるのですが、その手紙は一度イギリスに集約されて、その後世界各地に転送されるようになってます。
ポートロックロイのお土産屋について
Leemanは南極に行く前、国内外のサイトを調べまくりましたが、ポートロックロイでどんな商品がいくらで売っているのかと言う情報が全然見つからず、予算がいくらくらい必要なのかとか、支払いはどうするのかとかわからず結構困ったので、詳細に書き残しておきたいと思います。
取り扱っている商品と値段について
基本的には海外によくあるお土産屋さんと品揃えの差はありません。
ポストカード、Tシャツ、バッグ、マグネット、ピンバッジ等、大体のものは揃っています。
が、少し違うのは「クオリティが高め」と言うところ。
後述しますが、結構いいお値段します。が、その分品質も悪くないです。
以下淡々と各商品と値段について記載していきます。
ポストカード(£2)
切手(£2)
記念コイン(£15)
南極に関する本(個別価格)
ぬいぐるみ(£15)
布のポーチ(£10)
風呂敷的なシルクのスカーフ(£80)
南極地図の布(£25)
青・黒Tシャツ(£30)
白Tシャツ(£35)
子供用Tシャツ(£15)
パーカー(£60)
セーター(£70)
ぬいぐるみ(£15)
クッション(£200)
旗(£15)
ジェンツーペンギンのカード(£10)
クリスタルキューブ(£30)
革のコースター(£20)
ウィスキーJourney(£150)
ウィスキーShackleton(£45)
ガラスタンブラー(£95)
ショットグラス(£20)
荷物タグ(£30)
キーリング(£30)
財布(£55)
ピンバッジ(£10)
キーリング(£10)
キャンバスバッグ(£20)
ワッペン(£5)
マグカップ(£30)
ニット帽(£45)
ベースボールキャップ(£15)
リストとしてまとめると以下の通り。
ポストカード(£2)
切手(£2)
記念コイン(£15)
南極に関する本(個別価格)
ぬいぐるみ(£15)
布のポーチ(£10)
風呂敷的なシルクのスカーフ(£80)
南極地図の布(£25)
青・黒Tシャツ(£30)
白Tシャツ(£35)
子供用Tシャツ(£15)
パーカー(£60)
セーター(£70)
ぬいぐるみ(£15)
クッション(£200)
旗(£15)
ジェンツーペンギンのカード(£10)
クリスタルキューブ(£30)
革のコースター(£20)
ウィスキーJorney(£150)
ウィスキーShackleton(£45)
ガラスタンブラー(£95)
ショットグラス(£20)
荷物タグ(£30)
キーリング(£30)
財布(£55)
ピンバッジ(£10)
キーリング(£10)
キャンバスバッグ(£20)
ワッペン(£5)
マグカップ(£30)
ニット帽(£45)
ベースボールキャップ(£15)
ポートロックロイ到達証明書(£15?)
いかがでしょうか。
一般的なお土産屋さんと比べると値段倍以上ですね笑
が、繰り返しにはなりますが、ここの売り上げは南極の調査や環境保全に使われるため、ここでたくさんお土産を購入することでそれに貢献できることに。というわけで、たくさん買いましょう笑
支払いについて
支払いはドル、ポンド、クレジットカード払いが可能です。
ただし、現地では釣り銭の準備が難しい事情から、キャッシュレスでの支払いを推奨されています。できるだけカード払いですませるようにしましょう。流石にちゃんとしたお店なのでスキミングの心配もないと思います笑
ちなみにLeemanは購入した商品の総額を見るのが怖かったので、カード払いにして値段はあまりはっきり見ないようにしてました笑
Leemanが実際に購入したもの
Leemanが購入したものは以下の通り
ポートロックロイ到達証明書
南極地図の布
キャンバスバッグ
Tシャツ×2
ワッペン×4
マグネット
ピンバッジ×4
特にTシャツは南極っぽくてすごく気に入ってます。
肩に小さなパッチが入ってるのも可愛らしいですね。
先述した通りカード払いであまりしっかり見てませんでしたが、
確か£200くらいは払った記憶があります…。南極限定っていうのに唆されて財布の紐は緩みっぱなしでした笑
ちなみに、今回お土産屋に入れたのは同じクルーズ船の中でも後半だったので商品の売り切れを心配してましたが、完全に杞憂に終わりました。海外はお土産文化も日本ほどあるわけではないし、そもそも高いしで、みんなそんなに買ってなかったです。爆買いしてたのは僕らくらいでした笑
ポートロックロイからの手紙の送り方
先述した通り、ポートロックロイにはRoyal Mailのポストがあるので、国際便でハガキ等を送ることができます。
事前準備
まず、日本を出る前に「宛名シール」に送付先の住所、名前を書いて準備しておきましょう。
(↓こんな感じのやつ)
ポートロックロイの滞在時間には限りがあるため、複数枚送付する場合はあらかじめ宛名を書いたシールを持って行くのが吉だと思います。
ちなみに、住所と宛名はローマ字でも漢字でもOKです。
どこかに「JAPAN」「Air Mail」と書いておけば、それ以降の住所は日本に到着するまで使いませんので。
また、ハガキなどは可能であれば事前にクルーズ船で調達しておきましょう。
ポートロックロイでしか買えないハガキもあるので、それを購入するのがベストではあるのですが、先述した通り滞在時間に限りがあるため、たくさん送る場合は一定枚数分だけでもポートロックロイに上陸する前に切手を貼れば投函できる状態にしておいた方がいいと思います。
切手の購入方法
切手は先ほどのギフトショップのレジで購入できます。
ギフトショップの中にも切手は売ってますが、これは記念用のスタンプで割高なので、レジで直接購入してください。
作業スペースとポートロックロイのスタンプについて
ギフトショップを出てポストの横の通路を抜けると、郵送作業で使えるテーブルがあります。
ここでポートロックロイのスタンプが置いてあるので、忘れずにポストカードに押しておきましょう。
スタンプは結構大きいので、ハガキなどの余白スペースは多めに残しておいてください。
ポートロックロイの展示について
1944~62年に観測局として使われていた当時の様子が展示されています。
作業場
キッチン
保存食なので基本缶詰なのですが、冬になり気温が下がるとラベルがはがれてしまって、蓋をあけるまで何が入っているかわからないことが多かったそうです笑
トイレはもちろん水洗ではなく。
当時はバイオで分解みたいなのもなかったと思うので、垂れ流し。
缶詰以外にも現地の生き物を当時は食べていたようで、
アザラシの脳みその調理方法が書いてあったりします。。。
無線室。
当時これでイギリスと通信ができていたというのがすごいですね。
寝室は4人部屋が1つ。
壁には女の人の裸の絵が飾ってあったりします笑
暇つぶしの娯楽は自作のモノポリー。
窓の外にはすぐペンギンたちが見えます。
昔は食料が尽きた時はペンギンを食べたりしてたらしいですが、今もペンギンは人間を怖がらないまま。不思議。
というわけで、写真たくさんで少し冗長でしたが、ポートロックロイについてでした!
今後行く予定の方々の少しでも参考になれば幸い。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます☺️
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