【南極クルーズ編⑧】ベルナツキー基地では米ドル現金持参必須!世界最南端のお土産を買い逃すな!

南極クルーズは4日目、ルメール海峡を横断した後はウクライナの基地に向かいます。

【南極クルーズ編⑥】お買い物スポットのポートロックロイと風光明媚なルメール海峡

 

現役で稼働しているウクライナの観測基地、「ベルナツキー基地」

朝からポートロックロイ、ルメール海峡と既にハイライトてんこ盛りの4日目ですが、午後は現在も人が住んで稼働しているベルナツキー基地に向かいます。

南極半島もだいぶ南の方まで来たので、流氷の大きさが更に大きくなっていきます。

流氷の上ではアザラシがお休み中。
とりあえずは横目に眺めながらボートで基地へ。

ベルナツキー基地に到着。
ポートロックロイとは違って建物がたくさんあり、規模も大きい観測所。

ベルナツキー基地は元々1947年にイギリスが設営したファラデー基地 (Faraday Station) が破棄される際にウクライナが1ポンドで買い取って引き継いだらしいです。200円くらいで南極の基地が買えるとかロマンすぎる笑 実際は維持費や破棄する費用のことを考えれば高い買い物ですけどね笑

夏は観光客もたくさん来るので、入り口には少し観光チックな施しが。
何で翻訳したら「今日は」になるんだろうか不思議。你好がないのが意外。

基地には超小さいけど教会も併設されてます。
完全にお一人様用。

 

ベルナツキー基地の中の様子

現役で稼働しているベルナツキー基地では、隊員の方々の厚意で中の様子をじっくり見させてもらえます。

基地には十数人の方が常駐しており、ナチュラリストやバイオロジストなどそれぞれ異なる分野の専門で研究活動を行なっているそうです。少し前までは長年男性しか常駐していなかったところ、最近女性の隊員の方が1名新しく入ったらしく、ガイドしてくれていた隊員はすごく嬉しそうに話してました笑(2020年1月時点)。 

世界最南端のお土産屋さんとバーがある

お土産屋さんは午前中に行ったポートロックロイが有名ですが、
実はここベルナツキー基地にもお土産屋さんが設置されてます。
ポートロックロイよりもここの方が南にあるので、ここが世界最南端ですね。

商品の写真は残念ながらあまりしっかり撮れませんでしたが、ハンドメイドなものも多く、ポートロックロイと比べると少しクオリティは劣るかな?という感じ。ただその分値段は少し安めです。

一番目を引いたのはワッペン。
ここでしか売ってないものばかりで、全部買って帰ろうかと思いました笑
ペンギンや南極のデザインのものが多く、アウトドアジャケットの腕の部分に貼ったりしてもいいかなと思います。

実際にLeemanが購入したのはこの2つ、クジラのマグネットとワッペンです。
マグネットの方は持ち帰ってる途中に割れてしまいました。。。
ワッペンの方はベルナツキー基地オリジナルのものでいい思い出です。

 

また、このお土産屋の横にはバーも設置されていて、
お金を払えばウィスキーなど飲むことができます。

お店があるというわけではなく、隊員の人たちが店っぽくやってるアットホームな感じです。観光客に混じって隊員も一緒に飲んでました笑

 

ベルナツキー基地に行く際の注意点

米ドル、ポンド、クレジットカードが使えたポートロックロイとは異なり、ベルナツキー基地では米ドルのキャッシュオンリーです。Leemanが行った時は事前に特にアナウンスがなく、カードしか持っていなくて危うく買い逃すところでした。。。
(幸い船で仲良くなったおじさんが貸してくれて事なきをえましたが…)

ベルナツキー基地周辺は巨大な流氷の上でくつろぐアザラシがたくさん

往路の時にも少し見ましたが、ベルナツキー基地から船に戻る途中には巨大な流氷がたくさん浮かんでいて、その上では多くのアザラシが寝っ転がっています。

動物園でもこんなにたくさんいないだろうってくらいたくさんいますね笑

またすごいのが、この流氷の大きさ。
幅が50mくらいあるんですが、一体全体どれくらい大きいのか…

一般的には、海に浮いている氷の中で高さが5m以下のものが流氷(海氷)、それ以上のものが氷山と呼ばれているんですが、氷山の場合は水面に出ているのが全体の10%、残りの90%が水の中に入っているそうです。

なので、高さ5mの氷山は、水面に浮いているものでも圧倒されるほど大きく感じますが、全体像は50m級の超巨大な氷ってわけですね。たまに上下ひっくり返ったりすることもあるそうです笑

そんなことも御構い無しにあっちこっちでだらだら寝ているアザラシ。
ペンギンと同様、赤くなっているのはオキアミなど動物性プランクトン摂取による排泄物の着色です。ただこっちは一時的に留まる程度の流氷だからか、ペンギンのコロニーほど臭くはないです笑

流氷の近くに行ったら泳いでるアザラシもいて、こっちの方に興味津々な様子でした。
アクションカムを持って行ってたのに、この時撮らなかったのは激しく後悔です。。。

 

夕食は甲板で屋外BBQ!

この日の夕方は南極半島に来てから初めて晴れたこともあり、夜は甲板でBBQパーティーが開催されることになりました。

パーティーらしく、ちょっとしたコスプレグッズも用意されてました。

この日の外の気温はほぼ0度ですが、それでもみんな楽しそうにBBQに参加してました。

夜ご飯のビュッフェも少しマンネリ化してたので、このタイミングでのBBQは嬉しかったです。BBQとはいえなかなかクオリティ高くかなり楽しめました。さむかったけど笑

ちょっと問題だったのは、あれこれ取りに行ってるうちに先にとった料理が激冷めしてたことですね笑
焼いたらすぐ食べないとハンバーグとかカチカチになります笑
とはいえ、全体的に美味しく大変満足でした。

デザートのアイスは流氷を眺めながら。至福。

流石に外でご飯食べて体が冷えたので、この日は講義をサボってサウナに行って来ました笑
サウナのストーブはフィンランド製品でしたが、石に水をかけるタイプではなく、ただ温めるだけのもの。流氷や氷山が海に漂うのを眺めながら入るサウナは世界でもここだけだと思います。最高。

 

 

というわけで、南極ツアー4日目はポートロックロイ→ルメール海峡→ベルナツキー基地と内容てんこ盛りでした。

5日目はニコハーバーの方に向かいます。

 

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【南極クルーズ⑨】太古の空気を閉じ込めた南極氷で至福の一杯を | ✈︎Leemanブログ へ返信する コメントをキャンセル

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